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2021年10月 8日 (金)

聖書の言葉362

あなたはメシア、生ける神の子です。(マタイ16・16)

 私の住むアパートの向かいには小学校があり、ここ最近は連日運動会の練習が行われており、運動会のBGMと児童と先生の声がよく聞こえます。そして、運動会の定番、選手宣誓を練習する声も聞こえてきます。
 宣誓とは、皆の前で口に出して約束することです。選手宣誓なら、これから正々堂々と戦うことを誓うのです。私たちは普段の生活の中で、口に出して誓うことはあるでしょうか。キリスト教では、洗礼式や結婚式などで神様に対して、神様を信じること、互いに愛し合うことを誓います。
 今日の箇所で、イエス様は弟子たちに「あなたがたは私を何者だと言うのか」と尋ね、ペトロが弟子を代表して、イエス様が「メシア、生ける神の子」であると告白しました。告白も誓いに似て、皆の前で口に出して打ち明けることです。イエス様より前の時代、神様の御言葉を人々に伝える預言者はいましたが、ペトロはイエス様が救い主であり、神様の独り子であると告白したのです。イエス様はこの時すでにこの後自分が十字架にかけられることを知っていて、ペトロの信仰告白を聞いて安心されました。自分がいなくなった後もペトロが伝道できるよう必要な力を授け、自分はペトロの信仰告白の実現のために、私たちのために命を懸けられたのです。
 私たちは礼拝で一緒に信仰告白を告白します。神様とイエス様を信じます、と口では語りますが、本当に信じているでしょうか。イエス様は私たちと神様を繋ぐために、私たちの罪を一身に背負い、十字架にかかって復活されました。そんなイエス様に「あなたは私を何者だと言うのか」と問われたら、信仰をもって「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えられるよう、これからも一緒に神様の御言葉に聞きましょう。(原 良介)

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