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2022年9月30日 (金)

聖書の言葉406

しかし、わたしは言っておく。一切誓いを立ててはならない。天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。(マタイ5・34) 

 旧約聖書の中に出てくる、神さまが直接モーセに教えた十個の戒め、やってはいけないことの3番目に「あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない」があります。今日の新約聖書の箇所は十戒の3番目の戒めにとても深く関係しています。
 私たちは時として、自分の言ったことを信じてもらえなさそうな時、神に誓って何々してない!と言ってしまうことがあります。例えば学校の教室で友達の鉛筆が1本なくなったとしましょう。隣に座っていた自分に向かってその友達は、君が取っただろう?と言ってくるかもしれません。本当に取ってないならば、取ってないよ!と言いますよね? でもさらにその友達が本当に?本当に取ってない?とさらに言ってきたら、神に誓って取ってません!とついつい言ってしまうかもしれません。
 このつい口にしてしまう「神さまに誓う」という使い方は正しいのでしょうか。嘘をつくことはいけませんが、嘘じゃなかったとしても、何でもかんでも「神に誓う」と言って良いのでしょうか。
 聖書は「一切誓ってはならない」と教えています。十戒でも「あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない」と教えています。
 私たちは神さまのお名前を嘘のために使ったり、虚しい誓いのために使ったりしてはいけません。また、神さまのお名前を自分の思うままに、好き勝手に使うこともいけません。
 私たちにとって大切なことは、神さまの名前を使うことではなく、神さまの名前を教えていただいたことに感謝することにあります。みだりに神さまの名前を普段の会話の中で使うのではなく、神さまに話しかけるお祈りの中で神さまと話しかけましょう。そのお祈りに神さまは応えてくださいます。(大西 順)

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