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2023年2月10日 (金)

聖書の言葉422

自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。(マタイ6・25)

 「我らの日用の糧を今日も与えたまえ」
 これをわかりやすいように言い変えると、私たちが生活に必要のものを今日も与えて下さい。となります。日用の糧とは私たち人間が生きていくのになくてはならないさまざまなものを指しますが、まずは食べ物のことだと考えましょう。
 みなさんも今朝、朝ごはんを食べてきたと思うので今は元気いっぱいでしょう。でも食べ物や飲み物がないと元気に生活できずに、死んでしまいます。
 イエス様は、自分の命のことや体のことについて「思い悩むな」(心配いらないよ)と教えて下さいました。これは健康を無視して大丈夫だよと言う意味ではなく、食べ物や生活のことばかりに気を取られて神様のことを忘れてはいけないよ。神様にちゃんとお祈りをすれば食べ物も生活も与えてくださるから大丈夫!と言うことではないでしょうか。だからこそ与えられたご飯一食一食に感謝のお祈りを捧げなければなりません。
 そして神様に生活に必要なものをお祈りするときは、「今日与えて下さい」とお祈りしなければなりません。明日から先ずっと先までのことを思ってお祈りするのではなく、今日1日を元気に過ごす分だけをお祈りして下さい。神様は私たちに何をどれだけ与えれば良いのか全てわかっていらっしゃるので任せてしまって大丈夫です。
 世界中の人がお腹いっぱい元気に今日1日を過ごすためにもみなさんでお祈りしましょう。
 最後に、イエス様は私たちのためにご自分の命を与えて下さいました。私たちが今日こうして教会へ来れていることはイエス様のおかげなんだと言うことを忘れずに心に留めていましょう。(牧内 歩)

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