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2024年1月18日 (木)

聖書の言葉464

あなたの神である主を愛しなさい、また隣人を自分のように愛しなさい。(ルカ10・27)


 律法の専門家は、難しいことを聞いてイエス様を困らせようと、「永遠の命を得るためには何をすればいいですか?」という質問をしました。それに対してイエス様から「あなたはどう思うか?」と聞かれ、「主を愛すること、隣人を愛すること」と答えましたが、すぐに「正しい答えだ。それを実行しなさい」と言われてしまいます。「では、私の隣人とは誰ですか?」と、開き直って聞くこの人にイエス様はある譬え話をされました。
 ある人が、エルサレムからエリコに下っていく途中の道のりで強盗に襲われた。殴られて、死にかかっていたその人のそばを、最初に下ってきたのは祭司。でも倒れているその人を見ると、反対側を通って行ってしまった。次にやって来たレビ人も同じように、見て見ぬ振りをして、道の向こう側を通って去って行った。ところが旅をしていたあるサマリア人は倒れているその人を見ると可哀想に思って傷口を手当てして、包帯をした。それだけはなく自分が乗っていたロバに乗せて宿屋に連れて行って介抱した。
 話し終わるとイエス様は、「あなたは、この3人の中で、誰がこの襲われた人の隣人になったと思うか?」と尋ね、律法学者は「傷ついた人を助けた人です」と答えました。その答えを聞いてイエス様は、「行って、あなたも同じようにしなさい」と言われました。ユダヤ人の軽蔑していたサマリア人が隣人になったと聞いて、この律法の専門家はドキッとしました。隣人を愛していなくても、神を愛しているから大丈夫だと思っていても、それは間違いだよ、とイエス様が指摘したからです。「隣人を愛する」とは、このサマリア人のように「隣人になる」こと。そして「隣人とは誰か」と探すことではなく「隣人になる」ことです。(沢田寛子)

 

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